オスグット

成長期に起こる膝の傷害。

オスグットシュラッター氏症　＝　オスグット（成長痛）

身長が伸びる時に痛みが出る、わけではありません。

もしそうだとしたら、みんなが同じ傷害にかかるわけです、でもなる人とならない人がいます。

その違いは、同じ運動量のスポーツををして、同じくらいの成長をする人で比べると、

痛みが出る人は、痛みが出ない人に比べると筋肉の柔軟性が足らないことがわかります。

筋肉も一緒に成長しますが、成長速度に差が生じます。

さらに跳んだり走ったりの筋肉疲労が、筋肉の活動量に制限がかかります。

筋肉の働きが低下していて筋肉を引っ張ってしまうと、いろいろな不安定感が増し、

筋肉に常に力がかかることになり、硬くなるわけです。

だから予防は、常日頃のストレッチング。

このころの少年少女は、ストレッチングはあまりしたがりません、自分もそうだったんでわかるんですけど。

しかし何人かに一人は、発症してしまうので、その少ない割合に属さないためにも、毎日のストレッチングをしなければならないと私は考えています。

また、痛みが出てしまったら、早めに施術に来ること。

放置していてもこれまた何割かのお子様は、安静後のスポーツ再開で再発します。