健康管理の一つの目安

医学的な、専門的な、難しい話はいろいろな先生方がお話なり、文章なりにしてくれていますので、別の見解からの話です。
ひのくま整骨院のブログは、なるべく科学的というよりか、普段の生活の動きの中でのことからの発想でお話しています。

さて、健康管理の一つの目安ですが、「左右対称の動きができているか?」です。
大半の人は、左右対称に手足があり、背骨から同じくらいの幅で体幹(胴体)ができていますよね。
顔だって、左右に目があり、左右に耳があります、鼻の穴もあります。
左右対称についているならば、左右対称に動かせるはずなんです。
だから大々的にストレッチングをしなくても、例えば\(^o^)/(バンザイ)をしてみたときに、まず両手、両腕の向きに注目してみて少しでも違っていたら、筋肉の働きに衰えが出始めているというサインが出始めていると考えて間違いありません。しかし、初期の状態ならば、鏡などを上手に活用して挙げ始めから頂点に到達するまでに同じ動きができるように練習して、より肩回りが大きく動かせるようにストレッチングすることで、施術するまでもなく健康管理ができると考えています。
ただ、今のは一例なのでいろいろな関節の動きに変化は出始めるものですから、毎日ストレッチングの時間を作るように心がけて、目で見て確認できるようにすることをお勧めしています。

なぜこんなブログを上げようと思ったのかというと、定期的(3週間~4週間)ごとにメンテナンスに来ていただいている人たちの体と、痛くなって施術を受けにみえてくれる人の身体の動きの違いが、体の施術開始時の初動であまり変わりがないということ、があるからです。とはいえ、3週間でも4週間でも定期的に来てくださっている人たちは施術終了時には関節の可動域はかなり確保できます。そんな中でお仕事の都合とかもろもろの都合で、自己判断で2か月とかバラバラの間隔をあけて来院される方は、話を聞くと、怪しくなってきたからということが多いものです。怪しくなってきたという感覚は、「体がもうバランスが崩壊しています」、のサインだと私は思っています。
このような人たちの関節の動きは、完全に痛いといって来院される方々と変わらない関節の可動範囲なのでメンテナンスという考えでは施術できていません。

前からいろいろとお伝えしてきているように、骨格に出ている痛みの多くは、疲労が原因と考えています。疲労物質の筋肉内の蓄積が筋肉の働きを低下させ、支持力不足から筋肉の継続的な収縮(ケイレン)が起こり、可動範囲をせばめているのです。その狭い可動域の関節をいつも通りと思って動かすから、痛みを強くだしてしまっていると、私は考えています。
左右対称に関節や筋肉が働いていないということは、働けていない筋肉と働きすぎている筋肉があり、いずれ機能低下になるという証だと思っているので、自力で整えられるうちは、自分で、そうではない時は早めに施術して左右対称に整え合わせる必要を訴えます。
固くても動きにくくても、実は左右対称に近いと痛みは出にくいようですよ。街中の痛みを訴えていない人も、だいたい体のゆがみはあります。本来のご自身の体のパフォーマンスは出ていない状態です、そう、私は考えています。

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