体のゆがみが整うと、痛みが出ていたことを忘れる

シンプルなのが一番。
これは施術や検査でも同じことだと私は考えています。
難しい言葉が並んでいると、格好よかったりとなんだか専門家的に感じます。
でも、結果が伴うことが専門家に必要な事。

と、前置きの話は置いておいて、
どこの痛みも、ケガという現象がない限り、バランスのゆがみが原因、と思っています。
そこで、最近の施術前の検査で、筋力を使った患者様と一緒にできる検査を行っています。
開業当初も使ったりしていたのですが、その頃私の考えの柔軟さが欠けていて、
一つだけの結果を求めすぎて、私の意図する考えに適さない症状の人が増え、
その検査を眠らせていました。

ファッションの流行みたいに、昔流行ったものが再び流行るみたいに、
施術も私だけではなく、いろいろな先生方もそうだと思っています。

この検査のすごいところは、安全だということ。
電気を使うわけでもなく、映像や写真を撮るわけでもありません。
ただ、力比べをするだけ。
Oリングテストでもよいのですが、より患者様と近くなるような検査となるよう、
「前へならえ」の手の位置をキープして、私が手を下げるようにするだけのテスト。
簡単です。

原理原則、私にはわかりません。
患者様の体が教えてくれるのです。
難しい科学的な説明が必要ですか?

もともとこの検査は、医療機器の勉強会からの応用です。
とっても優秀な筋肉を得意とする電療機器、「マイオパルス」のための方法でした。
施術自体は、筋肉と関節、神経連絡の調整なので、
わたしは、使えるのではないかという考えが生まれ、
そして始めたところ「GOOD」な結果が得られたので使ってみたりしていました。

さて、この検査結果通りの施術をすると、例えば左膝が痛いと感じていても、検査結果は右の背中から右腕ということだとします。
その範囲に調整刺激をサラッとかけると、検査項目すべてでしっかり力が入るようになり、患者様の体が整います。
そして、その結果の後、来院の時に訴えていた動きの中で感じる痛みなどを確認してもらい変化をみてもらいます。
その先は、体験してもらった方が良いと思います。

いろいろな簡単にできる、全身をとらえることのできる検査があるはずです。
施術はもちろんそのような検査を研究して、より患者様と一緒になって悩みに取り組むような施術を発展させられるように日々精進します。

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