目がゴロゴロする、焦点が合わせにくくなってきた

じっさい、私たち同じ療養術(神経筋整復法)の勉強をしてきた先生方は、実地講習がメインでしたから体験しています。表情筋のアプローチで、私は目の前がとても明るくなった記憶があります。
いろいろな考え方があるんだと思いますが、どれも目指すところは同じだと考えています。
でも副産物はあります、お顔が変わる!、柔らかくなるんです、つまり大きく口も開きやすくなり、顎関節の調整もでき、いつもの舌の位置も変わります。
歯の専門家と別の療養術の勉強をしているときに、文献などから、「舌は上あごに触れている状態が正常」という話をききました。でも実際は、ベストポジションはニュートラル、つまり上あご、下あごどちらにも触れていない中間にある、というお話でした。
舌がそうなら、もしかしたら目の周りの筋肉の関係から、眼球のポジションが以前に比べて前方に押し出されていたり、下がっていたりするのかもしれません。
そもそも、体のゆがみは関節脱臼のように大きく位置変化を起こすものではないと考えています。
例えば足首がズレている、といっても足首ではわずかですが、距骨とスネの骨で構成される足首なので、スネの骨の長さがあります。足首と膝関節位置のゆがみ角度は同じでも距離があるため、膝の位置では、とてもズレているようになります。
もう一つたとえで、歩く歩幅が股下の長い人と、短い人を比べてみて、同じ角度の歩幅で歩くと短い人に比べて股下の長い人、モデルさんなんかは、遠くに足が出ますよね。
つまり小さな角度でゆがんでいてもコンパスの長さが影響して骨格全体で見て大きなゆがみとなってしまいます。目の場合ももしかすると、わずかな眼球突出と瞼(まぶた)の緊張で、眼球を押さえつけるような感じになってしまっているのかもしれません。
そうそう、足首にアプローチするだけで頭皮が動くようになることもあるんですよ、実際には頭皮というより、帽状腱膜(頭のてっぺんにある筋肉・膜)の緊張がゆるんで頭皮を動かせるようになっているんだと私は考えているんですけどね。
だから、ひのくま整骨院では、足の先から、調整を行い最後にお顔周りの整体をします。
1週間に1度のペースでの施術で10回を目安にプログラムを組みます。

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