(骨盤の周り、太ももの付け根)この辺が痛い

股関節という人もいます。
何と言ったらいいのかわからないということで、問診表の絵に〇をしてくれる人、手で触ってみて「この辺が痛い」という人がいます。

手で指示(さししめ)してもらう方が、私、施術する側にはわかりやすいかもしれません。(≧▽≦)

この場合には限ったことではないのですが、「原因は何」という判断はできにくいことが多いです。なぜなら、つまづいたり・ひねったり、その時に「ギャー!」と声を発するような状態、あるいは身もだえてしまっている状態で来られるわけではないからです。

急に「ヴゥっ!」とうずくまり、大方、気が付いたら身動きが取れなくなっていた、という感じが多いです。

これって体が限界のゆがみになって、戻れないことからの危険信号なんです。筋肉のセンサーが反応して、生命維持の総司令塔の「」に。
そこから、危機回避の情報を送って筋肉が反応してこわばり、動けなくなるわけです。

ただ、この反応が起こる前に、骨格のどこかに小さなユガミが起きていたり、あるいは、おなかの調子(例えば、便秘・下痢・生理痛など)に変化があって、それが継続していたりなどが原因だったりもします。

第二の心臓は「ふくらはぎ」、第二の脳は聞いたことがありますか?(゚д゚)?
第二の脳は「腸」といわれています。
背骨の並びが「S」字のわん曲をしているのは、脳への地面からの衝撃を極力減らすため、と考えられています。ということは第二の脳への衝撃もなるべくなら少ない方が理想です。
便秘や下痢、あるいは婦人科系の生理に関するおなかの痛みなど、自然とお腹に力みが入るものです。この時は骨盤の周り、つまり腰の動きが鈍くなってしまいます。

また足は小さな骨の集まりです、大きく動く関節はありませんが、いくつもの骨を靭帯や筋肉がつないでいます。その関節の動きにゆがみが起こることで、足全体のいくつもの関節に可動制限が起こり、足首にゆがみができ、足の上にスネがベストなポジションにセットアップできなくなり、結果的に足の衝撃吸収ができなくなることと、傾きから常にこわ張りが起こり、意識的と無意識的に関節の可動制限を作り、回避行動をするようになります。
その習慣ができてしまうと、いつも通りに動かしているのに、急に「ギャー!」と動かせなくなってしまうと私は、経験も踏まえて考えています。

放っておくと、日常生活常時つらい感じになり、動かせなくなることもあります。筋肉の疲労物質を、また上手に排泄できるように施術して、同時に関節のゆがみを整え、癖づいてしまった悪い習慣を、体から忘れさせなければならないと、ひのくま整骨院ではその理念で施術しています。

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