鍛えるから、柔らかくするに意識改革を

筋肉を鍛える、これは皆さん一生懸命にされますし、

興味を持っていますよね。

だから、ジムにいっていいですか?

とか、腹筋背筋スクワットをしてもいいですか?

と質問を受けることが多いんです。

お医者さんも膝の治療をしているのに、

「あなたは太ももの筋肉が弱いから鍛えなければいけない」

と、指導していますよね、足首に錘を巻き付けたりして。

最近は同じくらい柔軟に対しても報道してくれているので、

体が硬いね、っていうと柔軟しなさいってよく言われると患者さんの方から発言してくれます。

わかっちゃいるけど踏み込めない柔軟運動、

何がそうしているのか?

これは小さなときから、鍛えろ!という指導を刷り込ませてきたからなんじゃないかとも考えられます。

最近のお子様は、室内での遊びが中心です、

しかし、習い事で運動系に通われている子たちの技術が、

昔の技術よりも高度になっているため、

筋肉の運動キャパオーバーになっているんです、

結果体の疲労が堆積してしまい、

体の硬い子供が増えているというのが現状である、

と私は考えてしまうんです。

先日某テレビの番組ですごい少年少女が出演されていました、

その中でサッカー少年(サッカーは自分がやったことがあるスポーツでなじみがあったので)がものすごい技術でドリブルをしていたりフェイントをかけていたりシュートの姿勢、

これを見ていてこの子は特別だと感じました。

でも特別でもサッカーで鍛えているんで、

筋トレをして筋力増強をしているわけではなかったんです。

そして動きを見ていてわかることは身体が柔らかい、

つまり自然の中でストレッチングをやられているのかもしれないと思いました。

運動はどんどんしてもらった方が良いと思うのですが、

筋肉の柔軟がある状態での筋トレ、

そしてそのあとに疲労を残さないための念入りな柔軟が大切なんだよ、

という意識を常にもってほしいと私は考えています。

当然当院に来院してくださった患者様には、

筋トレを指導されてきていた場合は即刻筋トレをやめさせます。

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