【久喜市の保護者様へ】お子様の膝の痛み、その対処法は間違いかも?

大切なお子様が、膝の痛みを訴えている。

練習後に痛そうに足を引きずっていたり、階段の上り下りで顔をしかめていたり…。好きなスポーツを思い切り楽しめず、悔しそうな顔をしているお子様の姿を見るのは、親として何よりも辛いことだと思います。

「なんとかしてあげたい」

その一心で、インターネットで対処法を検索し、湿布を貼ったり、マッサージを試したり。でも、痛みはなかなか引かず、練習を休んでもまたすぐに再発してしまう…。

「本当にこのままで良いのだろうか?」
「もっと根本的にできることはないのだろうか?」

ここ埼玉県久喜市で、スポーツに励む多くのお子様と向き合ってきた私たちのもとには、そんな出口の見えない不安を抱えた保護者様がたくさんいらっしゃいます。

この記事は、そんな保護者様のために書きました。

なぜ、お子様の痛みは良くならないのか?良かれと思っていたそのケアが、実は逆効果かもしれないとしたら?
この記事では、単なる気休めの対処法ではありません。痛みの本当の原因を解き明かし、お子様の体を根本から救い出し、未来を守るための「正しい知識」と「本質的な選択肢」を、専門家の立場から分かりやすくお伝えします。どうか、一人で悩まずに、私たちと一緒に解決への一歩を踏み出しましょう。

第1章:まず知ってほしいこと。その痛みは「成長痛」ではありません。

お子様が膝の痛みを訴えたとき、周りの人から「成長痛だから、そのうち治るよ」と言われた経験はありませんか?多くの保護者様が、この言葉を一度は耳にしたことがあるかもしれません。しかし、スポーツをしているお子様の膝の痛み、特に「オスグッド・シュラッター病」や、すねの内側が痛む「シンスプリント」は、決して「成長痛」という言葉で片付けてはいけない、明確な「スポーツ障害」なのです。

成長痛は、骨が急激に成長する時期に起こる、夕方から夜にかけて現れる痛みが主で、痛む場所が日によって変わったり、翌朝にはケロッとしていたりするのが特徴です。運動との直接的な関連は薄いとされています。

一方で、オスグッドやシンスプリントは、運動中に特定の場所に痛みが出たり、運動後に痛みが強くなったりと、明らかにスポーツの動作が原因で起こります。これは、筋肉が骨の成長に追いつかず、過剰な練習によって筋肉がくっついている部分(骨)が引っ張られ続け、炎症や、ひどい時には剥離を起こしてしまう状態です。つまり、お子様の体から発せられている**「このままの練習量や体の使い方では、限界だよ!」という悲鳴**なのです。

では、なぜこの悲鳴を放置してはいけないのでしょうか。それは、痛みをかばいながらプレーを続けることで、無意識にフォームが崩れ、膝だけでなく足首や股関節、腰など、全身のバランスに歪みが生じてしまうからです。この歪みは、将来的なパフォーマンスの低下に直結するだけでなく、大人になってからも原因不明の腰痛や膝痛といった後遺症に悩まされるリスクを高めてしまうのです。大切なお子様の選手生命と、その先の長い人生を守るためにも、まずはこの痛みを「仕方ないもの」と諦めないことが、何よりも重要です。

第2章:良かれと思ってやってない?保護者が陥りがちな「NG対処法」

「子どものために、何かできることはないか」。そう考える保護者様の愛情は、本当に素晴らしいものです。しかし、その想いからくる行動が、時としてお子様の回復を妨げてしまうケースが少なくありません。ここでは、スポーツ障害において良かれと思って行われがちな、3つの「NG対処法」について解説します。

NG①:無理やりなストレッチ

「筋肉が硬いから痛むんだ。じゃあ、ストレッチで伸ばせばいい」と考えるのは、一見すると正しいように思えます。しかし、これは大きな間違いです。痛みが出ている時の筋肉は、いわば”傷ついたゴム”のような状態。これ以上伸びたら切れてしまう、と危険を察知して、自らを守るために必死に縮こまっているのです。その状態で無理やり引き伸ばそうとすると、筋肉は「危険だ!」とさらに強い力で縮こまろうとします。この防御反応が、筋肉をさらに硬くし、時には微細な断裂を悪化させてしまうことさえあるのです。ストレッチが有効なのは、あくまでも筋肉が正常な状態にある時だけ。痛みという危険信号が出ている時に、無理やり伸ばすのは絶対にやめましょう。

NG②:痛い場所を強く揉む

痛い場所をマッサージして、凝りをほぐしてあげたい、という気持ちもよく分かります。しかし、オスグッドなどで膝のお皿の下がポコッと出っ張って痛む場合、そこは筋肉の付着部が炎症を起こしている場所です。いわば、”火事が起きている現場”です。その火事の現場を強い力でゴシゴシと揉むことは、火に油を注ぐようなもの。炎症をさらに悪化させ、組織の損傷を広げてしまう可能性があります。筋肉の血流を良くしようという試みが、結果として回復を遅らせてしまうのです。痛みの中心部への強い刺激は、百害あって一利なし、と覚えておいてください。

NG③:湿布と安静だけで様子を見る

「痛みが強いなら、とりあえず湿布を貼って休ませよう」。これは、応急処置としては間違いではありません。湿布には消炎鎮痛効果があり、安静にすることで炎症は一時的に和らぎます。しかし、これはあくまでも対症療法。つまり、表面に出ている「痛み」という症状を一時的に抑えているだけで、痛みを引き起こしている根本的な原因、例えば「なぜ筋肉が過剰に硬くなってしまったのか」「なぜ体に歪みが生まれてしまったのか」という問題は、何一つ解決していません。そのため、練習を再開すれば、すぐに痛みはぶり返してしまいます。根本原因が放置されたままでは、貴重な時間をただ浪費してしまうだけになってしまうのです。

第3章:不調の根本原因。お子様の体内で起きている『負のスパイラル』の正体

では、なぜストレッチやマッサージ、安静といった一般的な対処法では、お子様の痛みは根本的に解決しないのでしょうか。それは、お子様の体の中で、知らず知らずのうちに「負のスパイラル」に陥ってしまっているからです。このメカニズムを、物語のように分かりやすく解説します。

ステップ1:ゴミ掃除が追いつかない!

スポーツで体を動かすと、エネルギーが使われ、その「燃えカス」として疲労物質が筋肉の中に生まれます。これは誰にでも起こる自然な現象で、通常は夜寝ている間に血液によってキレイに掃除(代謝)されます。しかし、練習がハードすぎたり、睡眠時間が不足したりすると、このゴミ掃除が追いつかなくなります。行き場を失った疲労物質は、筋肉の中にどんどん溜まっていってしまうのです。

ステップ2:筋肉が”居残り残業”!?

ゴミが溜まってしまった筋肉は、例えるなら”栄養不足で疲弊した社員”のようなもの。本来のパフォーマンスを発揮できません。しかし、体はそれでもなんとか姿勢を支え、動き続けなければなりません。そのため、疲弊した筋肉は、本来休むべき時も常に少しだけ力を入れて縮こまり、体を支えようとします。これが、筋肉が常にパンパンに張っている「居残り残業」のような状態です。この”居残り残業”が、筋肉が慢性的に硬くなる原因です。

ステップ3:脳からの指令が届かない!

常に縮んで硬くなっている筋肉に、脳から「もっと動け!」という普段通りの電気信号が送られてきたらどうなるでしょう?過剰な刺激となり、硬くなった筋肉はブチッと切れてしまうかもしれません。そうならないように、私たちの体には優れた防御システムが備わっています。脳は、筋肉を断裂の危険から守るために、神経と筋肉の接続部分である**「神経筋接合部」のスイッチを意図的にオフ**にしてしまうのです。これにより、脳からの指令が筋肉に届かなくなり、その筋肉は正しく力を入れたり、緩めたりすることができなくなります。

ステップ4:歪みと痛みの発生

スイッチがオフになり、”サボる”筋肉が出てくると、その周辺の筋肉が「あいつの分まで働かなくては!」と、さらに過剰に頑張り始めます。この「働けない筋肉」と「働きすぎる筋肉」のアンバランスが、体の「歪み」の正体です。そして、この歪んだ状態が続くことで、体は常に危険信号、すなわち「痛み」や「しびれ」を発するようになります。これが、何をしても改善しない不調の『負のスパイラル』です。このスパイラルを断ち切らない限り、本当の意味での回復は訪れないのです。

第4章:希望の光。当院独自の『神経筋整復法』が”負のスパイラル”を断ち切る

このがんじがらめの『負のスパイラル』から抜け出すにはどうすればいいのか?その答えが、当院の根本施術である**『神経筋整復法』**です。これは、単なるマッサージや骨格矯正とは全く異なるアプローチで、痛みの根本原因に直接介入します。

特徴①:強く揉まない、”脳をだます”繊細な刺激

神経筋整復法の最大の特徴は、PNF(固有受容性神経筋促通法)というリハビリテーション理論を基に研究開発された、非常に繊細な刺激にあります。私たちは、筋肉を強く揉んだり、無理に伸ばしたりはしません。筋肉の中にあるセンサー(感覚受容器)に対して、「これ以上抵抗されると切れちゃう!」と脳が勘違いしない、筋肉が収縮するかしないかの本当に絶妙な抵抗圧を、持続的にかけ続けます。すると、危険を感じることなく過緊張していた筋肉は、安心して緩んでいくことができるのです。これは、いわば筋肉と対話しながら、優しく”脳をだまして”正常な状態へと導く技術です。

特徴②:筋肉が整えば、骨格は自然に戻る

「骨盤が歪んでいるから治しましょう」とよく言われますが、私たちは少し違う考え方をします。そもそも、骨は自ら動くことはできません。骨を動かしているのは、すべて『筋肉』です。つまり、骨格の歪みは、筋肉が異常な緊張によって骨を引っ張ってしまった”結果”に過ぎません。神経筋整復法によって筋肉が本来のしなやかさと長さを取り戻せば、それに引っ張られていた関節や骨格は、バキバキと鳴らさなくても、自然と正しい位置にスッと収まっていくのです。主役はあくまでも筋肉。これが当院の哲学です。

特徴③:一箇所へのアプローチが全身を変える

私たちの体は、すべての筋肉が「筋膜」という薄い膜で繋がった、いわば”全身タイツ”のような構造をしています。そのため、一箇所の問題が、全く別の場所に影響を及ぼすことが多々あります。例えば、膝の痛みの原因が、実は足首の硬さや股関節の機能不全にある、というケースは珍しくありません。神経筋整復法では、例えばふくらはぎに施術を行うと、その刺激は筋膜の繋がりを介して、足裏や太もも、さらには骨盤周りの筋肉にまで波及します。一箇所への正しいアプローチが、体全体をユニットとして連動させ、広範囲にわたって調整する。これが、神経筋整復法が根本改善を可能にする理由の一つです。私たちひのくま整骨院は、この埼玉県久喜市の地で、多くのアスリートを支えてきたこの技術に誇りを持っています。

第5章:体が生まれ変わる。施術後に始まる奇跡の『正の循環』

神経筋整復法によって『負のスパイラル』が断ち切られると、お子様の体の中では、回復に向けた素晴らしい変化、『正の循環』が始まります。施術を受けて終わり、ではなく、その後にこそ本当の回復劇が待っているのです。

回復のスイッチON!

機能停止していた「神経筋接合部」のスイッチを再びオンにするためには、まず、筋肉内に溜まりきっていた疲労物質という”ゴミ”を大掃除する必要があります。施術がそのきっかけとなり、体は急速に代謝を活性化させます。この大掃除には大量の酸素と栄養が必要になるため、体は新しい毛細血管を作り出し、施術した箇所への血流をどんどん増やしていきます。この時、一時的にだるさや眠気を感じることがありますが、それは体が必死に治ろうとしている、回復のスイッチが入った証拠なのです。

カギを握るのは「睡眠の質」

この血流をコントロールしているのが、自律神経です。日中、活動している時は「交感神経」が優位になり、体を興奮・緊張モードにしています。一方、夜リラックスしている時や寝ている時は「副交感神経」が優位になり、体を回復・修復モードにします。神経筋整復法の繊細な刺激は、このリラックスを司る副交感神経を呼び起こす効果があります。通常、日中は活動モードのはずが、施術によって一時的に強力なリラックスモードのスイッチが入るのです。この「日中のリラックス体験」が、夜の眠りに劇的な変化をもたらします。

「翌朝、体が軽い!」の感動体験

施術を受けた日の夜は、普段よりも深く、質の高い睡眠が訪れます。このゴールデンタイムに、体は驚くほどのスピードで自己修復を行います。そして翌朝、目が覚めた時、多くのお子様が「昨日までと全然違う!」「体が軽い!」とその変化に驚きます。これは、質の高い睡眠によって筋肉が本来の機能を取り戻し、体が生まれ変わったかのような感覚です。この**『正の循環』**に一度入ることができれば、体は自ら治っていく力を取り戻し、痛みの再発しにくい、本当に健康な状態へと向かっていくのです。

第6章:保護者様からよくいただくご質問(FAQ)

Q1. 施術は痛いですか?うちの子は怖がりなのですが…。

A. ご安心ください。当院の神経筋整復法は、強く揉んだり、バキバキと骨を鳴らすような施術ではありません。お子様の体の反応を見ながら、非常に繊細な力加減でアプローチしますので、ほとんどのお子様がリラックスして受けられています。「気持ちよくて眠ってしまった」という子もいるくらいです。もし不安な点があれば、いつでもお声がけください。

Q2. どのくらいの頻度で、何回くらい通えば良くなりますか?

A. お子様一人ひとりのお体の状態や、スポーツのレベル、生活習慣によって最適なプランは異なります。一概には言えませんが、痛みが強い初期段階では、効果を定着させるために週に1〜2回のペースで通っていただくのが理想的です。その後、症状が改善するのに合わせて、2週間に1回、月に1回と間隔を空けていき、最終的にはメンテナンスに移行するのが一般的なモデルケースです。まずは一度、詳しい状態を見せていただくのが、回復への一番の近道です。

Q3. 施術期間中、スポーツは完全に休まなければいけませんか?

A. 原則として、炎症が強く痛みが激しい急性期は、練習を休んでいただく必要があります。しかし、選手の「早く復帰したい」という気持ちは、私たちも痛いほど分かります。そのため、体の回復具合を見ながら、痛みの出ない範囲でできる体幹トレーニングや、フォーム改善の指導などを並行して行うこともあります。お子様の気持ちにしっかりと寄り添い、焦らず、しかし最短で復帰できるよう、最適なプランを一緒に考えていきます。

Q4. 保険は使えますか?

A. 健康保険が適用されるのは、原因が明確な急性の怪我(例:試合中に転んで捻挫した、練習中にボールが当たって打撲したなど)に限られます。オスグッドやシンスプリントのように、日々の練習の積み重ねによって発生する慢性的な痛みは、残念ながら保険適用の対象外となり、自費施術となります。当院では、皆様の負担を少しでも軽減できるよう、最適な料金プランをご提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

おわりに:大切なお子様の未来のために、一人で悩まないでください

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

お子様が抱えるスポーツの痛みは、単なる「成長の過程」ではありません。それは、体が発しているSOSサインであり、その裏には『負のスパイラル』という根本的な原因が隠れています。そして、そのスパイラルは、正しい知識とアプローチによって必ず断ち切ることができます。

お子様の「痛い」という訴えの裏には、「もっと上手くなりたい」「試合で活躍したい」「仲間と一緒にプレーしたい」という、純粋で強い想いがあります。その輝かしい未来を、痛みのせいで諦めてほしくない。それが私たちの心からの願いです。

もし埼玉県久喜市、またはその周辺地域で、お子様のスポーツによる痛みに悩んでいる保護者様がいらっしゃいましたら、どうか一人で抱え込まず、一度私たちにご相談ください。私たちは、お子様の最高のサポーターである保護者様と共に、全力で回復への道をサポートすることをお約束します。


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