風邪をひきやすいあなたへ。『筋肉の活性化』で免疫力を高める体質改善整体

ブログ 2025/8/11 2025/8/11

あなたの体が「風邪をひきやすい」本当の理由

「また風邪をひいてしまった…」「季節の変わり目はいつも体調を崩す」そんな経験はありませんか？頻繁な体調不良や風邪の繰り返しに悩むあなたは、もしかしたら「体質だから仕方ない」と諦めているかもしれません。しかし、一般的な風邪対策や対症療法だけでは、なぜ根本的に体質が変わらないのでしょうか？その答えは、あなたの「筋肉の機能低下」にある可能性が高いのです。

筋肉の機能低下：免疫力低下の隠れた真犯人

私たちの筋肉は、単に体を動かすだけでなく、全身の健康を支える重要な役割を担っています。しかし、日々の活動やストレス、運動不足などによって筋肉は疲労し、本来の機能を発揮できなくなると、様々な不調を引き起こします。

疲労の蓄積：二酸化炭素や疲労物質が筋肉内に留まるメカニズム
筋肉が活動すると、エネルギーを消費し、その過程で二酸化炭素や乳酸などの「疲労物質」が生成されます。これらの疲労物質は、通常、血液によって回収され、体外に排出されます。しかし、筋肉の機能が低下すると、この排出メカニズムが滞り、疲労物質が筋肉内にどんどん蓄積されていきます。
毛細血管吻合部と集合管：吸収許容量を超えた疲労物質の滞留
筋肉の細胞と細胞の間には、酸素や栄養を運び、老廃物を回収する毛細血管が網の目のように張り巡らされています。特に、毛細血管の合流点である「毛細血管吻合部」や、そこから静脈へと繋がる「集合管」は、疲労物質を一度に吸収できる許容量が決まっています。筋肉の機能低下により疲労物質が大量に生成されたり、血流が悪くなったりすると、この許容量を超えてしまい、疲労物質が筋肉内に滞留しやすくなります。
長期休養でも除去できない慢性的な疲労
一度筋肉内に慢性的に疲労物質が蓄積してしまうと、通常の睡眠や休息だけでは完全に除去することが難しくなります。これが、朝起きても体がだるい、疲れが取れないといった「慢性的な疲労」へと繋がり、免疫力低下の温床となるのです。

低体温と免疫力の関係：筋肉が体温を安定させる最重要機能

筋肉の最も重要な機能の一つは、平常時の体温を安定させることです。私たち人間は恒温動物であり、常に一定の体温を保つことで、体の機能を最適に保ち、病原菌から身を守っています。この体温を安定させる役割を担うのが、筋肉の活動によって生み出される熱、いわゆる「基礎代謝」です。

筋肉の活動量低下と平常時体温の低下（35度台の体温）
筋肉の機能が低下し、活動量が低くなると、体内で生み出される熱の量が減り、平常時の体温が低下しやすくなります。現代人の中には、平常時体温が35度台という方も少なくありません。
低体温が免疫細胞の働きを鈍らせる
体温が低いと、私たちの体を守る免疫細胞の働きが鈍くなってしまいます。免疫細胞は、体温が約37℃前後で最も活発に働くと言われており、体温が1℃下がると免疫力が30%以上低下するとも言われています。低体温は、まさに免疫システムにとって逆風となるのです。
病原菌と戦うためのエネルギー消費：37度vs35度の体温差と筋肉のこわばり
例えば、感染症の原因となる病原菌を体内でやっつけるためには、体温を一時的に上昇させる「発熱」という免疫反応が起こります。もし平常時体温が37度であれば、40度まで上げるのに必要なエネルギー上昇は3度分です。しかし、平常時体温が35度前後の人では、40度まで上げるのに5度分ものエネルギーを消費しなければなりません。この大きなエネルギー消費は、筋肉に非常に強いこわばりを引き起こし、高熱が出ると関節が痛くなる要因の一つにもなると考えられます。これは、普段から筋肉の活動量が低く、機能低下が起こっているためと考えられます。

シナプス伝達の遅延：免疫システムへの間接的影響

筋肉の機能低下と疲労物質の蓄積は、筋肉と神経の間の「コミュニケーション」にも悪影響を及ぼします。

筋肉内の感覚受容器と運動神経終末＝神経筋接合部：エンドシナプスとは？
私たちの筋肉には、圧や伸張を感知して脳に情報を送る「感覚受容器」があります。また、脳からの指令を筋肉に伝える「運動神経終末」があり、その運動神経終末と筋肉が接合する部分を「神経筋接合部：エンドシナプス」と呼びます。エンドシナプスは、神経からの電気信号を筋肉に伝え、筋肉を収縮させる重要な役割を担っています。
疲労物質が引き起こすシナプス伝達の「渋滞」
筋肉内に蓄積した疲労物質は、このエンドシナプスの働きを阻害します。例えるなら、情報がスムーズに流れるべき神経の「高速道路」に「渋滞」が発生するようなものです。脳からの指令が筋肉に正確に、そして迅速に伝わらなくなり、筋肉の反応が鈍くなったり、逆に過敏になったりします。この神経伝達の滞りが、間接的に自律神経のバランスを崩し、免疫システムにも影響を与えてしまうのです。

神経筋整復法とは？『筋肉の活性化』で免疫力を高める革新的な整体理論

埼玉県久喜市にあるひのくま整骨院が提供する「神経筋整復法」は、風邪をひきやすい体質の根本原因である「筋肉の機能低下」に直接アプローチする、画期的な整体法です。私たちは、単に痛む場所を揉みほぐすだけでなく、筋肉本来の力を引き出し、体全体のバランスを整えることを目指します。

「筋肉のための整体」という新発想：免疫力向上への新アプローチ

神経筋整復法は、筋肉の中にある感覚受容器と運動神経終末＝神経筋接合部：エンドシナプスの働きを呼び起こし、向上させるために、筋肉の機能を向上させるための施術です。これは、筋肉が持つ本来のポテンシャルを最大限に引き出すことを意味します。

エンドシナプスの働きを呼び起こし、向上させる：筋肉機能向上の第一歩

熟練の手技で、硬く短縮したり機能が低下したりしている筋肉に対し、「収縮するかしないかの絶妙な刺激」を、一定時間・一定圧で加えます。この刺激が、筋肉内の感覚受容器を活性化させ、さらに運動神経終末＝神経筋接合部：エンドシナプスに働きかけます。これにより、神経から筋肉への情報伝達がスムーズになり、筋肉が脳の指令を正確に受け取って反応できるようになります。

相乗効果1：神経伝達の調整と伝達能力の向上

筋肉が「整復」され、その機能が向上することで、感覚神経系と運動神経系の間の神経連絡がスムーズになります。これは、筋肉が活性化されることで、神経がより効率的に情報を伝えられるようになるためです。結果として、脳と筋肉の間のコミュニケーションが改善され、筋肉の動きがより正確でスムーズになります。たとえ神経の障害があったとしても、筋肉の機能改善が神経の働きを整え、症状を安定化できるというニュアンスです。

相乗効果2：筋肉の活性化と血液供給の増加、そして体温安定化

筋肉の機能が向上すると、筋肉そのものが活性化し、より多くの酸素や栄養を必要とします。これにより、これまで機能が低下していた毛細血管の働きが呼び起こされ、血液循環が劇的に活発になります。筋肉内に滞留していた二酸化炭素やその他の疲労物質が効率的に排出されるようになり、筋肉の酸欠状態が解消され、回復力が格段に高まります。

さらに、筋肉の活性化は、体内で熱を生み出す「基礎代謝」を向上させます。これにより、平常時の体温が安定し、理想的な体温へと近づくことができます。実際に、施術後に体温を計測すると、0.2～0.3度上昇しているケースも少なくありません。体温が安定し、免疫細胞が活発に働く環境が整うことで、病原菌に対する抵抗力が高まります。

相乗効果3：血管への刺激と副交感神経への影響

血液供給が増加することで、血管（特に動脈）に適度な刺激がかかります。この血管への刺激が、自律神経系、特にリラックスを司る副交感神経である迷走神経に良い影響を与えます。筋肉へのアプローチを通じて間接的に副交感神経の働きを活性化させることで、交感神経が優位になりがちな現代人の自律神経系の乱れを「均衡を保つ」という体の自然な働きを利用して安定方向へと導きます。結果として、神経筋整復法は、筋肉を中心とした体改善を通じて、自律神経系のバランスを整え、免疫力向上をサポートする有効な方法論となるのです。

この先進的な神経筋整復という整体が、ここ埼玉県久喜市で受けられることをぜひ知っていただきたいです。

神経筋整復法が免疫力向上に「特効性」を発揮する理由

なぜ、神経筋整復法が免疫力向上に対して特に効果的なのでしょうか？それは、免疫機能に深く関わる「筋肉の機能低下」「血流」「体温」「自律神経」の全てに根本からアプローチできるからです。

根本原因である「筋肉の機能低下」に直接アプローチ

一般的な免疫力アップの方法は、食事や睡眠、運動といった生活習慣の改善が主ですが、筋肉の機能低下という根本原因が解決されなければ、効果は限定的です。神経筋整復法は、筋肉内の感覚受容器や運動神経終末＝神経筋接合部：エンドシナプスの働きを呼び起こし、筋肉そのものの機能を向上させることで、疲労物質の排出を促し、体温安定化と血流促進を図ります。

一時的な緩和ではない、病気に負けない体質改善を目指す施術

神経筋整復法は、単に症状を和らげるだけでなく、筋肉が本来持つ回復力と適応力を高め、病気になりにくい、強い体質へと改善を目指します。筋肉の機能が向上し、神経伝達がスムーズになることで、体全体のバランスが整い、健康な状態を維持できるようになります。

神経の障害であっても、筋肉の機能改善が症状を安定化できる理由

「神経の障害だから、筋肉には関係ない」と思われがちですが、実はそうではありません。筋肉の機能が改善されると、神経への負担が軽減され、神経伝達の効率が上がります。これにより、神経系の症状であっても、筋肉の機能改善を通じて、症状の安定化や緩和に繋がるケースが多く見られます。筋肉は、神経系と密接に連携し、互いに影響を与え合う存在なのです。