膝が曲げられない、踵がビリビリして足をつくのが怖い

足がビリビリする、継続する正座の後のようなしびれではなく、着地したときにだけ起こる痺れ。膝は痛くて曲がらない、ふくらはぎは夜間につることが多い。

先日来院された新規の患者さんには、まず足首のゆがみのチェック、そして整復をしました。わずかなズレでしたが、問題はそこではなく、関節の動揺。つまり緩いんです。すべての可動方向において柔らかいのが理想です。でも、関節のバンド(靭帯)の強度は必要です。

結局、痛み痺れの原因は、関節のズレと、関節の動揺を防ごうとする筋肉の収縮緊張による関節内の遊びの減少と、骨同士の接触から発される過剰電位(圧電素子:電子ライターの着火装置に使われる機械で放電される電圧・電気)。

生体防御で無意識で働かされる反応と、意識的な可動の拒否反応をなるべく出さないように、なるべく短時間で、と施術することを目標に行いました。

見た目や、やられている患者様からは、膝を伸ばしたり、曲げたり、股関節を回されたりという動きです。

一日目は施術後、痛みは変わらなかったといっていましたが、帰り際では曲げ伸ばし、歩行を観察してみても軽減されているようでした。2回目、やはり施術終了は良かったのですが帰ったら同じだったというのです。ということで3回目は、腕から、首、背中、腰、腹部、胸部へにも動きの観察を広げ、腕、背中から歩行時の姿勢変化を整え、4回目の来院時に聞いたところ症状が落ち着いてきているとのことで、胸をなでおろし、結局、腕から首背中、股関節、腰、膝・足首とほぼ全身の調整になってしまいました。でも、痛みが現れないような体の環境へと変わっていってくれて、喜んでくれている患者様のお顔をみれるのって私にとって最高の瞬間です。本当に来院してくださる患者様にはいつも感謝しています、ありがとうございます。

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