脳と脊髄と筋肉、ギックリ腰編

平成最後の日、

変わらず仕事場に来ているんですが、

多くの方は旅行など有意義な時間をすごされているんでしょうね。

さて、最近よく明石家さんまさんがギックリ腰の治し方、

として反るのが良いとおっしゃっています。

実際にそういうこともあるんですけど、

みんながみんなでもないです。

しかし、理にかなっているような気がします。

箱に入った本の集まりを持ち上げようとしたときに、

ぎっくり、の現象が来たといっています。

筋肉にとって一番力を使う筋収縮は、

収縮しているにも関わらずに、

伸ばされてしまうものです。

つまりその状態のときに痙攣を起こすと、

ギックリ腰という現象になるわけです。

その痙攣をさせまいと脳が判断して、

カラダをそらせた、

そうしたら痙攣する前に完全収縮ができて、

筋肉が終息できて事なきを得たということです。

筋肉内にある感覚神経が、

筋肉が引っ張られていることの危険を察知し、

脊髄から筋肉を縮めるように働きかける、

いつまでもその状態が続くことにもっと危険な状態であることに、

脳幹で判断するけど事態は変わらないので、

目からの感覚神経情報や、

耳の中の前庭神経の情報(平衡感覚)、

手腕肩首の感覚神経情報を統合するために、

大脳の中で判断し統合され各々の器官に運動神経伝達され、

その現場にとって最良の退避策が、

本を放り出し、反りかえれという運動行動に出た、

これが明石家さんまさんのその時の腰痛回避行動となれたんだと思います。

瞬間的なことなんですが、

私たちの体の中では脊髄反射から、

延髄や小脳、そして大脳へとフィードバックをくり返し、

危険から身を守ろうとしているわけです。

つまり神経反射が崩れてしまったものを放置していてもなかなか回復できず、

自然治癒力を最大限に引き出せません。

神経と筋肉の関係を整えて、

筋肉の機能を整え、

関節の歪みも調整し、

最大のパフォーマンスのえられるように、

薬を使わずに日常生活に安定を手に入れましょう。

トップへ戻る