投球時の二の腕の痛みと野球肩|力こぶの張りへの向き合い方

そのお悩み、お一人で(お子さんだけで)抱え込んでいませんか?

「ボールを投げるたびに、二の腕の前側がズキッとする」
「力こぶのあたりを押すと、はっきりと痛みがある」
「腕を振り上げる動作で、肩の前が張るように痛む」

練習を頑張れば頑張るほど、なぜか二の腕の付け根が重だるくなる。休んでも、次に投げるとまた同じ場所が痛む。そんな繰り返しに、お子さん自身も、そして見守るご家族も、少しずつ不安を募らせていらっしゃるのではないでしょうか。

投球フォームが崩れているのかもしれない、練習量が多すぎるのかもしれない――そう自分を責めてしまう方も多いのですが、痛みの背景には、フォームや根性論だけでは語れない「筋肉の使われ方」の問題が隠れていることも少なくないと考えています。あなたやお子さんの努力が足りないわけでは、決してありませんよ。

まずは、その痛みがどこから来ているのか、一緒に整理していきましょう。

一般的な医療機関での見立てと対処法

投球時に二の腕の前側(力こぶの筋肉=上腕二頭筋)が痛む場合、医療機関では「上腕二頭筋腱炎」や、投球動作に伴う「投球障害肩」の一部として説明されることが一般的です。上腕二頭筋の腱は肩関節の中を通っており、投球のように腕を大きく振る動作を繰り返すことで、この腱が周囲の骨や組織と擦れ合い、炎症を起こしやすい部位だといわれています。

医療機関での主な対処法(一般例)

  • ✓ 投球を一時的に休止し、炎症を落ち着かせる
  • ✓ 患部のアイシングや消炎鎮痛薬の使用
  • ✓ 画像検査で腱や関節の状態を確認する

痛みが強い場合や長引く場合には、こうした医療機関での検査を受けていただくことは、原因を正確に把握するうえでとても大切なことだと考えています。そのうえで、痛みの根っこにある「筋肉の使われ方のクセ」に向き合うことも、痛みと上手に付き合っていくために重要だと私たちは考えています。

一般的な処置と「少し違う」当院の考え方

「痛む場所=原因の場所」とは限らない、と私たちは考えています。二の腕の前側に痛みが出ていても、実際にその筋肉に負担をかけているのは、肩甲骨や体幹、さらには下半身の使い方のクセであることも珍しくありません。

当院が着目しているのは「痙攣性疼痛」という考え方です

投球動作は、腕だけでなく体幹や下半身の力をうまくバトンタッチしながら成り立つ、全身運動です。ところが、どこかの筋肉がうまく働かず力の伝達がスムーズにいかないと、上腕二頭筋が本来の役割以上に頑張って腕を振る動きを支えようとしてしまいます。筋肉が過剰に働き続けることで、熱を持ちやすくなったり、収縮しっぱなしのような状態になったりして、けいれんに近いこわばりと痛みが生まれる――これが痙攣性疼痛と呼ばれる状態だと考えています。

つまり、二の腕の痛みは「肩甲骨や体幹がうまく仕事をしていないサイン」であることもある、というのが当院の視点です。局所だけを見るのではなく、投球動作全体を支える筋肉のつながり(筋連鎖)から、痛みの背景を探っていくことを大切にしています。

投球時の痛みが生まれるまでの流れ(一例)

体幹・下半身の連動不足
肩甲骨の動きが硬くなる
二の腕の筋肉が過剰に頑張る
力こぶの張り・痛み

神経筋リセット療法という「優しい」アプローチ

「野球肩」と聞くと、ボキボキと関節を鳴らすような、力強い施術を想像される方もいらっしゃるかもしれません。ですが当院の神経筋リセット療法は、まったく逆の発想です。バキバキと鳴らすことはなく、むしろ受けているうちに眠くなってしまうほど、ソフトな刺激で身体に働きかけていきます。

私たちがイメージしているのは、力任せに筋肉をほぐすことではなく、過剰に働き続けている神経のスイッチを、そっと切り替えてあげるようなアプローチです。脳から筋肉への「働きすぎ」の命令を、少しずつ本来のバランスへと戻していくイメージを持って施術しています。

この考え方の土台になっているのが、PNF理論と呼ばれる神経生理学の理論です。柔道整復術で用いられる関節整復や筋整復の技術と組み合わせながら、神経の反射のしくみに働きかけ、筋肉が本来の力加減を取り戻せるよう、丁寧にアプローチしていきます。

1

全身のバランスを確認

二の腕だけでなく、肩甲骨・体幹・下半身の動きまで含めて、投球動作の中でどこに負担が偏っているかを丁寧に確認します。

2

神経筋リセット療法でソフトにアプローチ

電気機器などは使わず、手技だけで神経と筋肉に働きかけ、過剰に緊張している状態を穏やかに整えていきます。

3

投球動作全体を見据えたアドバイス

その日の身体の状態に合わせて、練習との向き合い方についても一緒に考えていきます。

どこを施術させていただいても、料金は一律7,000円です。
料金を気にして症状を我慢することなく、気になる場所すべてを安心してお話しいただきたい――そんな思いから、この形にしています。
すでに通院してくださっている方には、これまでと変わらず、今のまま大切に施術させていただきます。

まとめ・ひのくま整骨院へのご案内

投球時の二の腕の痛みは、力こぶの筋肉だけの問題ではなく、体幹や肩甲骨を含めた全身のバランスから来ていることも少なくありません。医療機関でしっかり検査を受けていただいたうえで、痛みの背景にある筋肉の使われ方にも目を向けていただくことで、投球との向き合い方が変わってくるかもしれません。焦らず、お子さんの身体の声に、一緒に耳を傾けていきましょう。

ひのくま整骨院

所在地 〒346-0012 埼玉県久喜市栗原2-2-7
電話番号 0480-31-7775
受付時間 月〜金 8:30〜13:00 / 15:00〜20:00
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休日 日曜日・祝日
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