大関節を整合すれば、小関節も整復できる

足首を治そうとした時に、

普通一般には、痛みのある足首に何らかの刺激をかけるか、

固定材料を使って関節の運動制限をするか、

湿布薬、軟膏の塗布、

それら全てをすることがあると思います。

悪く無いと思うんですが、

基本は固定材料を使って、運動制限をすることなんでしょう。

安静にすることが、傷口を直すのには必要と考えられますからね。

でも、関節整復をしないでただ固定をしてしまうと関節の動揺を作ることになります。

つまり、古傷が痛む身体になってしまうわけです。

さて大関節を整合すれば小関節も整復できるのでしょうか。

ここでの小関節は足首になるんですが、

怪我をした足首を整復するために、

怪我をした過程に戻って追求すると、

足首だけを傷めることは誰かに手で持って、

足首だけを捻られでもしない限りありえないわけです。

必ず怪我をする過程で、

足首を傷める時、膝に負荷が掛かり股関節も同時か順を追ってねじられることになります。

であるならば、足首だけを整復したら膝や股関節も正常に戻るかというと、

そう簡単に整復できないのが骨の形状なんです。

さらにそこには靭帯というバンドがあり、さらに関節をまたいで筋肉が骨付きます。

筋肉の縮む力は相当なものなのです。

ですから、足首を痛めたとしても膝、そして股関節、骨盤からの整復が欠かせないと考えています。そこで私は、足首を整復しながら、股関節を同時整復する、最重要と考えて整復するのはその2関節だということで調整するんです、つまり大関節の中の小さな筋肉を整えるということで、自ずと、膝関節、足首と揃ってしまうというわけです。

そのあと固定をするもよし、薬をつけるもよし、

と考えています。電気はあまり好ましくなさそうなので今は行なっていません。

人によっては、ペースメーカをつけている場合もありますし、人工関節や、ステントなど、金属が入っている場合も、電気療法は禁忌ですからね。

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