ゴルフ好きのあなたへ 〜ケガを防ぐカラダとの付き合い方〜
ゴルフが大好きな方へ、健康に関するちょっとしたアドバイスをお届けします。
朝のプレー、ストレッチは必要?
ゴルフは朝早くから始まることが多いため、体がまだ固いと感じて、ストレッチをされる方も多いかもしれません。
しかし、過度なストレッチはかえって筋肉や関節の連携を乱す可能性もあります。ですので、ウォーミングアップとしては、軽めのパター練習やスイングの確認程度にとどめるのがちょうど良いと私は考えています。
肉離れは「硬さ」より「伸ばした筋肉が戻らない」が関係することも
肉離れは「筋肉が硬いから起こる」と思われがちですが、実際には伸ばした筋肉が戻りにくいことで、体の動きに必要な関節内のシステムや筋肉同士の連携がうまくいかず、筋肉の限界を超えた負荷がかかってしまう場合があります。
たとえばふくらはぎであれば、足と膝の間に不要なねじれが生じてしまい、筋肉のキャパシティを超えてしまうのです。
筋肉はただ引っ張るだけではそう簡単に傷つきませんが、ねじれを伴った動きの中で引っ張られると、損傷しやすくなるのです。
ストレッチの“しすぎ”にも注意が必要
ストレッチによって筋肉の柔軟性が高まったように見えても、前方への連携動作が不十分だったり、伸ばした筋肉が元の機能的な状態に戻るまでに休息が必要だったりと、すぐに実戦的な動きができるわけではありません。
施術後にしばらく時間を置いて体をなじませる必要があるように、ストレッチ後の身体にも“落ち着かせる時間”が必要な場合もあります。
特に試合や本番前など、高ぶった精神状態ではその“なじませ”作業は難しいものです。
当院では、試合前の施術では柔軟性を高めるアプローチではなく、神経・筋肉・関節の連携をスムーズにする調整法に切り替えて対応しています。
歩く?カートに乗る?自分の体と相談を
普段から歩き慣れていない方が、「せっかくだから歩こう」と無理をすると、足がつったり、疲労がたまったりしやすくなります。
ゴルフカートを上手に活用しながら、無理のないペースでプレーすることも大切です。
歩くことも、乗ることも、その場その場で体の声を聞いて、柔軟に選んでください。
ゴルフでのケガを防ぐには
ひのくま整骨院では、ゴルフによるケガやスポーツ障害に対して、なるべく固定具を使わない施術を取り入れています。
そこで出会ったのが、神経筋整復法という施術法です。これは、筋肉へのアプローチに特化しており、電気療法や通常の手技よりも筋肉の機能を最大限に引き出せるのが特徴です。
老若男女問わず、幅広い方に対応可能な安全性と効果のある技術だと自負しています。
読脳法によるアプローチ
当院では、読脳法を応用した筋力反射検査を用いて、その方の重力バランスを評価します。
人は無意識のうちに地球(地面)に対して微妙に傾いた立ち方をしており、それを補うために特定方向に筋肉の緊張が生まれています。
この傾きを読み取り、適切な方向にアプローチを行うのが「重力バランス軸調整法」や「支持骨調整法」です。
また、潜在意識の働きで、ある方向に制限されてしまった骨の可動にも注目し、筋肉や神経だけでなく“意識のブレーキ”そのものを解く調整も行っています。
必要があれば、骨盤のアジャスト調整を組み合わせることもあります。施術内容はすべて、患者さん一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドのカリキュラムで行っております。
ご自身の体としっかり対話しながら、無理のない範囲でゴルフを楽しみ、そして不調を感じたら早めにご相談ください。
皆さんが長くゴルフを楽しめるよう、ひのくま整骨院は全力でサポートいたします。