体の片側半分がつらい

体の右側、左側半身がおかしい、
となやまれている人が多いです。
普段の習慣ということもありますが、
以前に、たとえば足首を痛めたとか、膝が痛くなったことがあった、
など古傷をかばっていて、半身がおかしいと悩んでいるようです。
ただ、半身がおかしいと感じるような体の疲労は、
すごいものです。
そのため施術後にはみなさん、
顔が若返るように笑顔というか覇気が戻るような感じです。

半身がおかしいという症状は、疲労の蓄積が起こす負の連鎖、と私は思っています。
疲労物質が筋肉内に蓄積し始めると、筋肉の機能を止めてしまい、活動量を減らしてしまいます。
活動量が実際に減っているのに、自覚症状がないときは普段通りに動かそうとすることで、
周りの筋肉や、機能低下を起こしている筋肉が、今まで以上に働かなければならなくなります。

例えば、今まで10人体制で100個の製品を作り上げてきたものが、7人体制で100個の製品を同じ期間内で作り上げなければならない、
ということ。一人当たりの生産量が14~15にあげられてしまうわけです。疲労度もさらに増加しますよね。

筋肉は機能低下してくると血液の運搬も低下してしまいます。
するとまた疲労物質がたまりやすくなってしまい、限界になった筋肉が関節の面をずらし、
筋肉の付着位置を近つけようとした結果、関節はゆがみます。
いろいろな動きをするために、いろいろな筋肉があります。
様々な筋肉が機能低下を起こすことで、様々に一つの関節をいろいろな方向、角度にゆがませていってしまいます。

体の中で傾いた関節があると、それを補正しようと、ほかの関節を傾けさせます。ただし脳の傾きだけはなるべく起こらないように、
三半規管が調整します。

ただし、まだ半身がおかしいと感じているうちは、つらいのですが、良いとかも考えられます。
さらに症状の進行があると、それは全身が動かすことが困難になってくると考えます。
もちろん、セロトニン、やエピネフリン、ノルアドレナリンといったよく耳にすることのあるような、
ホルモンの分泌が悪くなると、うつなどの障害へ移行しやすくもなりますし、
そう診断されてしまうこともあります。

薬に頼りたくないという人は、一度来院なさってみてください。

トップへ戻る