上腕二頭筋炎

上腕二頭筋、力こぶの筋肉です。

そろそろ警戒した方が私は良いと思っています。

なぜならば、11月12月になってそろそろ大掃除という大仕事が待っているからです。

ここのところ来院される患者さんも上腕二頭筋炎で悩まれている患者さんが多いんです。

いきなり上腕二頭筋だけが炎症を来すのかというとそうではありません。順を追ってそうしなければならない状況になってしまうから炎症し出して痛みだすわけです。では何が悪いのかというとたいていの場合、手先、手首、前腕部そして肩関節についている三角筋が影響しています。肩関節の位置がこれらの筋肉の連絡不全によりずれてきてしまうため、上腕二頭筋の長頭の腱が通っている結節間溝の向きが変化し常にこすれてしまうために痛み出すのです。そこには腱鞘もありますので腱鞘炎にもなります。腱鞘炎は以前にも書きましたが、滑りが悪くなるから過剰に滑液を分泌して余計に滑りを悪くしてしまうものです。そのようなものが起こればさらに肩を前に出すようなかばった姿勢になるので肩関節は歪みをさらに増します。

このときに、自然体の体の構造上の「てこ」の支点の位置が変わってしまっているのです。力点である肘の位置は変わらずに視点が変わるつまりてこの作用する軸が短くなるわけなのでより大きな力が必要になってしまうわけです。結局働きの悪くなった筋肉と、ズレた関節でいつも以上につかれる労力を強いられるために同じことをくり返し起こされるので体が強制的に警笛を鳴らした状態が肩関節周辺に痛みを起こすわけです。

肩関節は構造上、骨がメインの関節ではなく筋肉が中心になった関節です。足首や骨盤といった関節のアジャストをして関節の動きが付きましたというところではないんです。それなので筋肉と関節を同時に整え合わせなければならないと考えています。私がおこなっている整体はこのような整体がメインですから、エアーコンプレッサーを用いたカイロベッド「トムソンベッド」を使うドロップアジャスト整体などとは違います。

トムソンテクニックが悪いわけではないのですが、それに適さないということです。私もカイロプラクティックを深くまで勉強をしたことがあるわけではないので間違っていたらごめんなさい。

またマッサージで筋肉を緩めてという考えもあるかもしれません、しかし関節の位置までは整復はできません、となると筋肉が正常に活動できるように筋肉が緩まればという理念で施術されているんだと思いますが、筋肉を揉むことで本当に筋肉は緩んでいるのでしょうか?私は疑問に感じているのでもみほぐすという施術スタイルはやめました。筋肉の生理学上の緩めるというか、その人の筋肉の長さを元に戻す方法がわたしは「PNF」に集約されていると思っています。

しかし一般的な「PNF」はクライアントさんも力を出しますが、施術者も相当に鍛えていなければならず、今の施術にたどり着きました。

これは「PNF」の理論をもとに作り上げられてきた、春日先生が開発してきたただ一つの施術方法です。全国の先生方がともに集まり講義を受けてきたのですが非常に難しく、全国でも現在もこの施術方法でやられている先生方は、30人から40人くらいだと思われます。

話が脱線してしまいました。上腕二頭筋炎で悩まれている患者さんは非常に多くいらっしゃいますが、放置しておくと痛みが引くこともあるかもしれませんが、再発時には上腕二頭筋炎を通り越して四十肩に移行されていることが多いです。その時は場合によって肩関節の石灰沈着症をともなって、夜間寝られなくなる人も割と多くいらっしゃいます。いろんなものへ症状が進行し重ね合わされる前に、早めに来院されることをお勧めします。

トップへ戻る