運動軸の調整

歪み 見た目の左右非対称のものを歪みというでけでなく、関節の動きのアライメントに対して歪みというものが本当のことだと思ってます。

人の体は、200以上もある骨が一つ一つパーツによって動くわけではなく、複数の骨が複数の筋肉や筋に導かれて、一つの動きだったり、姿勢だったりを作り上げます。

つまりこの動きの中でそれぞれラインを組んでいるというわけなんです。しかし、筋肉の疲労が取りきれなかった時に、休まざるを得ない為に、そのラインを取ることができず迂回してしまった時、軸が崩れると表現します。その崩れたラインが習慣化してしまうと、

骨格の見た目の歪みというものが現れてしまうんですね。この見た目の歪みが存在するようになったということは、相当前から身体に負担がかかっていたということになります。

そして、もっと進行してしまうと痛みを伴った歪みがおこります。そうなったらほとんどの場合、自分でケアできる状態じゃないと、認識するべきです。

あ、こんなことが言いたかったわけではなかった。

見た目の歪みが起こる前の段階でも、

例えば肘の曲げ伸ばしで、

曲げ始め、上腕(二の腕)に対して前腕が普通に蝶番のように曲がるのに、20度ぐらいから、手が胸の方に曲がって行ってしまう。

あるいは、肘を90度曲げた時は上腕に対して前腕が一直線上に揃っているのに、伸ばすと、手が、上腕より外、つまり体から離れていってしまう。

このようなものが積み重なっていくうちに痛みを伴う障害になります。

これは、肘を曲げる動作をしますが、肘以外にも、肩関節、脊椎の回旋運動、股関節の屈曲などの動きも同時に起こってます。反対側の手も腕も動いているんですよ。

そうやってバランスをとっているんです。

そう考えた中で私は足首から何でも運動軸を揃える必要性をとても感じています。

手首を治すのに、

肘を治すのに、

なんで足なんか触るんでと思われる方もたくさんいらっしゃるのでは?

でも、土台の足から整えるのが私流儀の施術なんです。

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